スポ根青春映画に新たな名作誕生。
ちはやふるはアニメ版から入ったので、「上の句」「下の句」も悪くはなかったんだけど、どうしても「なんか惜しい」が付きまとってた。
でも今回はそれを吹き飛ばすくらいアツい!
ストーリーも、キャストも、前2作で培ったモノが確実に活きていて。
みんながそれぞれのキャラを完全に自分のモノにしてて。
実写版は実写版として漫画やアニメとは別物として成立させていた。
まぁ松岡茉優の若宮詩暢だけは最初から別格でしたけど。
恋も、友情も、ライバルも、師弟関係も、新キャラも、全てを欲張りにもぶち込んで。
それでいて全てを上手くまとめてて。
何度も笑わされました。
何度も泣かされました。
何よりも彼の覚醒には驚かされました。
才能?天性?
そんなものクソ喰らえ!
粘り強く、ずっと向き合ってきた者だけが至れる境地。
最高のカタルシス。
あ、でもイケメン・成績優秀・スポーツ万能なので敵ですけどね?
個人的に今回のMVPはかなちゃん。
ちはやとの屋上シーン。
花野とのベンチシーン。
どれも彼女の優しさが溢れててジーンとくる。
急にアニメーションになるシーンもエンディングも好き。
瑞沢のかるたがもう観られなくなるのかと思うと凄く寂しくなる。
あー、これ書いてるうちにもう一回くらい映画館で観ておきたくなってきたな…。
今日知ったけど、「今日から俺は!」の実写化するって?!そして賀来賢人が三橋やるんだって?
ちはやふる観てなかったら「絶対に許さん!ヽ(`Д´)ノ」てなってただろうけど、周防さん役がなかなか良かったのでちょっと興味出てきた…
監督福田さんだし。