邹启文

ちはやふる ー結びーの邹启文のレビュー・感想・評価

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)
4.1
一つ、わかったことがある
この作品はカルタという題材や、百人一首という題材を文化的に扱っておらず、あくまでもスポ根ものの一つの要素として扱っているんだな。
結局スポ根として扱っているためか、カルタがー、百人一首がー、って言葉一つ一つに深みとかが無くなっているんだよね。
特に書道とかに対してはもはや歴史的観点がなく、とりあえず汚い字が個性だよ!っていうスタイルをとっているため歴史をバカにしすぎじゃないのかなぁとも感じてならない。
ただ、そうしたスポ根ものとしか扱っていないことがしっかりとエンタメにつながっているので、内容は4.5点
文化に対する視点からいくと、1.5点。文化をバカにしすぎ
歴史や文化をバカにしておきながら自身の過去と現代のつながりがーなんて全く説得力ないよ
邹启文

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