少し前に鑑賞。
上の句、下の句が好きすぎて、原作読んじゃいました。故に原作既読。
結びは完結編として最高でした。もしかしたら、上の句下の句見てなくても、結びのストーリー自体は分かるのかもしれませんが、絶対全シリーズを経てから見て欲しいです。全シリーズを経ることで、豪華キャストが愛すべき「あいつら」になり、感動もひとしおです。
上の句からの皆の成長を感じながら、瑞沢カルタ部の軌跡を一緒に歩いてこれて私は幸せです。幸せ泣きせずにはいられません。
前作同様、ストーリーとかるたの絡め方が秀逸やし、本作からの周防名人、筑波くんも良かったし、主題歌のperfumeも最高にいい仕事をしています!
ここから少しネタバレ。
本作のレビューでちらほら見受けられる「太一御都合主義」には断固として反論したい。違う!太一はわがままなんかじゃないし、自分勝手でもない!太一のかるた人生のスタートとして絶対に必要な決断ですよ!結果として皆には迷惑をかけちゃったけど、皆はちゃんと分かってて、だからこそ太一を受け入れる。
受け入れると言うか、もともと一緒に太一のタスキを背負って戦ってた。登場がほんのちょっと遅くてドラマチックになっただけ!(笑)
これだけ褒めてなぜ★5じゃないかというと、スポ根としてすばらしいんですが、恋愛要素はちょっと物足りない…(笑)
そして原作読んじゃったからこそ、掘り下げて欲しい部分がもっともっとある!かなちゃんと机くんとか!菫ちゃんとか!ただ、映画だからやりきれないってのも理解はしていますが。