『なんという美人の無駄遣い』
瑞沢高校カルタ部最後の夏。
内容も漫画をかなり踏襲してるので
3作通して面白い青春スポーツ映画になっていたと思う。
ただ、やはり原作読んでる時から
思ってたことなんだけど
運命戦使いすぎなんだよね。
確かに演出としては
運命戦って熱い展開だけど
大会のたびに運命戦ばかりで
実力のはっきりしない
どっちが勝ってもいいような演出が多すぎて
このあたりから原作の方も
個人的に乗れなくなってきた。
運命戦以外でやれる演出がないのも問題。
作品として盛り上がりのある演出にはなっているんだけど
原作の頃から運命戦の乱用は
ちょっと疑問に思ってたから
やはり映画でみても
いまいち乗り切れなかったかな。
それに
運命戦は運命じゃないとか
ひたむきにカルタに向き合ってる人は運命戦で読まれない札がわかるとか
確かに熱い展開なんだけどさ
じゃぁ運命戦で負けた方は
真剣に向き合ってなかったのかよとか
ちょっといろいろ思うところがたくさんあった。
真島と新のどちらかだけの目線だけで応援できたらいいんだけど
両方メインキャラだし
むしろ一番真剣にカルタに向き合ってきたのは…。
実力で決まるならスッキリするのに
運命戦とかいう運任せの展開のせいで
やっぱりもやもやする。
