X-MENシリーズに残された大問題、ジーンのダークフェニックス。
前に描いた時はダークフェニックスとジーン本人の関係が曖昧で、どこまでがジーンの意思なのか分かりませんでした。
でも今回はどこまでがジーンの意思なのか?フェニックスの正体が明確になり、その点はかなり良かったです。
あと、旧フェニックスでは恋人であるサイクロプスが弱くて全く活躍できずに退場したけど、今回はサイクロプスが恋人として、ウルヴァリン並みに活躍してくれます。
あとはマグニートとプロフェッサーの人間描写が深いです。
Xメンシリーズはどちらが正義か悪か?なんて簡単な描写じゃなく、どちらも正しい面もあるし、悪い面もあるんだなって感じられて深みを感じました。
予告であるキャラの退場もほぼほぼネタバレしていますが、その退場も脚本的にかなり意味がある退場になっていて納得できました。
契約的な面で今作が最後のX-MENになった面もあるかもしれませんが、フューチャーパスト並に今回で心残りになっている問題を全て解消してくれたんじゃないかなと感じましたし、今作が1番戦闘シーンと音楽センスが優れていて、さらに役者の演技も最高潮で、最後の盛り上げに相応しい作品になったように感じます。
評価が曖昧ですが深くXメンシリーズを追いかけてきたファンだったら納得できる作品になっていると思います。