トランスマスター

X-MEN:ダーク・フェニックスのトランスマスターのレビュー・感想・評価

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)
4.0
20世紀FOXのX-MENお疲れ様でした。

X-MENと人類の棲み分けができている世界。スペースシャトルの宇宙飛行士救出ミッションで、宇宙線を浴びて覚醒したジーン・グレイとその力を追う勢力とX-MENとの戦いのお話です。

◆良い点/注目ポイント
・冒頭からの宇宙ミッションは、救出メンバーの人選が良かったです。
・マグニートーとジーンの磁力vsサイコキネシスの攻防や、地下鉄をあんなことしたりこんなことしたりするマグニートーが、クールでした。
・マカヴォイもスキンヘッドになり雰囲気も出てきましたが、旧三部作の方がコミックに似ています。
・ヴィランのジェシカ・チャステインは、本当にビジターのようでナイスキャスティングでした。生きているトカゲを食べそうな無機質な表情です。
・米国の特殊部隊との攻防など人類の兵器の力がミュータントの能力と拮抗しているところや、テーザー銃が、ミュータントにも有効という事を知りました。(『HEROES』みたいです。)
・今作もクイックシルバーのニノマエ戦法のカットは有ります。

◆改善点
・ラスト作品にローガン無しなのは、寂しいところ。せめてカメオ出演でも…。
・MCUに慣れてしまったせいか、上映時間が短く感じました。

◆総括
・覚醒したジーンとキャプテン・マーベル の戦いを脳内でシミュレーションしてしまい後半物語に集中できませんでした。
ソフィー・ターナーは、『Game of thrones』でラニスター家の嫁入りの時は、ずいぶん幼く細身な体型でしたが、見事に大人の女になっていました。今回はキャスト本人の声を聞きたくて2D字幕で鑑賞。
『X-MEN』シリーズの次回作は『ガンビット』です。
また2019年7月現在
アマプラ会員の方は、
Kindleのprime leadingでこの作品の元となるマンガ『X-Men: Phoenix Endsong』(洋書)があります。こちらはローガンもしっかり登場しますのでこちらもご覧ください。

-2019年102本目-