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ランペイジ 巨獣大乱闘のkuuのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.8
『ランペイジ 巨獣大乱闘 』
原題 Rampage.
映倫区分 G
製作年 2018年。上映時間 107分。
上映方式 2D/3D
2Dタブレットで視聴。
巨大化した動物たちが暴れまわる、1986年に発売されたアーケードゲーム『RAMPAGE』をベースに、ドウェイン・ジョンソン主演で描くパニックアクション。
元特殊部隊員で動物学者の主人公デイビス・オコイエをジョンソンが演じるほか、ナオミ・ハリス、マリン・アッカーマン、親愛なるニーガンじゃないジェフリー・ディーン・モーガン(彼が演じるキャラのハーベイ・ラッセル捜査官は、テレビ番組『スーパーナチュラル』で彼のキャラが使用したものと同じ、アイボリーのハンドルが付いたニッケルメッキの M1911A1 コルトを使用してた。どうせなら『ウォーキング・デッド』ニーガンの持つ有刺鉄線が巻き付いたバットも持っていて欲しかった。)らが共演。
『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』『カリフォルニア・ダウン』でもジョンソンとタッグを組んだブラッド・オペイトン監督がメガホンをとった。

ある遺伝子実験の失敗によってゴリラ、オオカミ、ワニの3頭が巨大化し、凶暴化してしまう。さまざまな動物の長所を取り入れた遺伝子によって巨獣と化した3頭の動物たちには、軍による攻撃も効果がない。
巨獣たちはやがて大都会シカゴへと到達し、街中で破壊活動を繰り広げる。

rampageって、名詞では暴れ回ること、凶暴な行動[行為]、大暴れ。
動詞やと 乱暴に、無鉄砲にまたは破壊的に行動する、って感じの意味やそうで、邦楽にTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEってのがいるけど、未だに個人的な心の中では暴れ回ってない。
しかし、今作品はそのタイトル通りかなり狂暴で凶暴な奴らが縦横無尽に暴れ回っていました。
その中でもイカしたイカれジョージ(巨大化したゴリラ)は、もともと普通のゴリラデザインやったそうやけど、映画製作者とクリーチャー・デザイナーが、ゴリラのダメージをより目立たせ、単なる『キングコング』のパクリやなく、目立たせるためにアルビノゴリラにしたそうで、かなりインパクトあった。
余談の余談やけどアルビノとは出生時より皮膚、毛髪、眼の色(虹彩の色)が薄く、全身の皮膚が白色調、眼の虹彩の色は青から灰色調を呈する遺伝病です。 視力障害や眼の揺れ(眼振)を伴うことが多く、頭髪は白から茶褐色、あるいは銀色を呈します。 メラニン色素の合成が減少、あるいは欠損するために起こります。

って、余談が過ぎましたが、今作品はとても楽しい家族向けSFアクション(勿論ソロでも十分楽しめました)、魅力的な演技もあり面白かった。
こないなジャンルに見事にマッチしていたし、緊張感のある音楽に、豊富なアクション。
ちょこっとハートフルなキャラにエモさとコメディーがあり、多様なキャラが華やかなエンディングに持ってく。
オープニングもよかったかな。
しかし、プロットが少し予測しやすいのは難点かな。
また、中盤は少し平凡に感じたし、非現実的な出来事も多々ある。
今作品のストーリーは、他のコング系よりもずっとこのジャンルに合ってるし、実際に多少の科学がある。
シーンの多様性があり、退屈しなかったし、物語の複雑さをしっかり追うことができた。
ストーリーは、各主要キャラを知るのに十分なほどフィーチャーされてた。
また、ストーリーは少し予測しやすいモンやったけど、その分、気楽に楽しめた要因なんかな。
しかし、驚きがないわけでもない。
今作品は、小生の欲望を満たすのに十分な複雑さを持ちながら、楽しく、ほとんど無理なく見ることができた。
107分の上映時間があっという間に過ぎてしまうほど、ミステリアスな内容になってました。
前述の通り、SF/アクションは今作品とって善きジャンルでした。
アクションは決して遠くないところにあり、この映画を通して退屈したことは一度もありません。SFの要素も十分にあり、『ランペイジ』のタイトルが示唆するように、壮大なクリーチャーが登場します。
また、今作品の各キャラを知るための背景は十分に用意されていたし、ちょいオーバーに書くと勇気、愛、動機の幅が、この映画では創造的に演じられた。
キャスティングは多様で、需要メンバーは個人的に好きな人たちが演じていた。
あまり知られていない人たちも、脇役や主要な役でうまくキャラに入り込んでたかな。
感情的にも論理的にも効果的なキャラの演技が、ストーリーを生き生きとしたものにしていました。
実際に、ゴリゴリのフィクションなのに困難な状況に置かれた登場人物に同情している己に気づいた。
また、コメディも十分に盛り込まれてたし、終盤になると、撮影現場の一員になったかのようやった。
序盤のプロット展開と、アクションシーンの信憑性がもう少し高ければ、この映画はめちゃくちゃ素晴らしい作品になったかもしれないなぁ。
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