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ランペイジ 巨獣大乱闘のhi1oakiのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.6
【rampage】
[名詞] (手に負えない)狂暴な行動/激怒(興奮)の状態
[動詞] 荒々しく突進する/暴れ回る

↑まさしくその通りの映画。

ほんとアメリカ人ってゴリラ好きだよね。
いつも心の優しいヒーローとして扱われるし。
巨大生物バトルとして、動物(ゴリラ)とモンスター(狼)とカイジュウ(ワニ)とニンゲン(ロック様)という描き分けのバランスがイイ。あ、ロック様は巨大化しません(ネタバレ)。
子供騙しの大味なバトル映画と思わせておいてディザスタームービーだったりする。マーベルヒーロー物やトランスフォーマー等では見せてこない“大衆の死”が描かれているんだよね。しかも割と厭な感じで“人間なんて貧弱”っていう描写をしてる。あ、ロック様は別ね。
それだけにラストの“めでたしめでたし”な感じには違和感を覚えてしまうんだけどね。
巨大生物だけでなくキャスト的にもロック様の一点豪華というわけではなく、「プラネット・テラー」のマーリー“手首グキッ”シェルトンとか「ウォッチメン」のマリン“シルク・スペクターⅡ”アッカーマン、あと声に出して読みたい名前のジョー・マンガニエロさんも出てたりする。
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