ロック様の頭脳と肉体があればなんだってできてしまうことがまたしても明らかになったわけです。今回は元特殊部隊の霊長類学者で、ゴリラと手話で会話できる、撃たれても急所を外れてるからへーき、常に冷静沈着、という超スペックですが、ロック様の肉体による説得力が遺憾なく発揮されており、こんな姿を見せられて惚れない女がいるでしょうか？いや、いない！
ロック様のファーストルックがまんまジュマンジなのに1笑いした後は、ドラマが潔く言い訳程度なのにほっとしつつ、とにかく巨獣達の大暴れにワクワクできました。
特に街中に入ってからは、カットをせわしなく割らずにちょっと引き気味で破壊をみせる、倒れたビルを走るロック様とその下を移動するワニを上から捉える、大乱闘はちょうどいい近さで迫力を出す、というように変化があり、「巨獣が暴れる」という単純な話ながら、飽きさせない撮り方をしているいい映画でした。
