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ランペイジ 巨獣大乱闘のNaoyaのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
2.9
ある遺伝子実験の事故により、ゴリラ、オオカミ、ワニなどが猛烈に巨大化し、凶暴化してしまう。やがて街を舞台に大乱闘を勃発。巨大怪獣パニック・アクション作。巨大化・凶暴化する動物たちの圧倒的感が凄まじく、人類への恐怖感がよく出ていて良い。ありとあらゆる異なる遺伝子を混ぜ合わされた特殊生物と変貌しているだけあり、ビジュアル的にも良く、各々の巨獣が森や街でよく映えます。単純な人類VS巨獣に終わらない内容も面白みがあり、キーマンとなる、人類側の代表の、霊長類学者役の風貌には程遠いドウェイン・ジョンソンが凄まじい抵抗を見せるのが見どころでもある。そして、彼の〝友達〟でもあるゴリラが巨大化・凶暴化してしまっているという点もよく、より本作を面白みもあり、ドラマもある内容に仕上げてます。終盤の大乱闘の絵の破壊力は娯楽作として楽しめます。B級感もあるが、だからこそ単純さがよりパニック・アクションらしさが出ていて良い。
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