TakashiNishimura

ランペイジ 巨獣大乱闘のTakashiNishimuraのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.6
生き物をただでっかくして街中で大暴れさせたかっただけ、みたいな映画。

かつてそういうゲームがあってそれが原作ということらしいが、それにしても、ちょこっとだけお化粧してミニチュアセットに這わせたりスクリーンプロセスで合成しただけの単なるワニだのトカゲだのクモだのを、「これは巨大生物だ」と言い張っていた60年前の愛すべきB級映画ならいざ知らず、今やCGで何でも描けちゃうこのご時世に、ワニだのオオカミだの(ゴリラについては「キングコング」へのリスペクトやオマージュがありそうでそれは理解できるとして)をデカくしただけの映画を作りたかったのかは謎。怪獣より動物こそ美しくそれをリアルに再現してこそ華なんていう美意識なのか、そうでなければワニやオオカミに何ぞ恨みでもあるのだろうか。まさか「アンバランス」時代の「ウルトラQ」ファンだったりして。

まあ、そんな謎々はともかく、ますます人間離れしてゆくドウェイン・ジョンソンは、クライマックスのラスト・バトルでは、どっちがゴリラかジョンソンか、ほぼ区別がつかない。

何も考えずにノーテンキに楽しめる作品。