怒りの映画当たり屋ヨッシー

ランペイジ 巨獣大乱闘の怒りの映画当たり屋ヨッシーのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.7
『これぞシンプルに楽しいバカ映画!』

ミッドウェイゲームズのアーケードゲーム『RAMPAGE』をベースにした怪獣映画。

遺伝子実験の失敗によって巨大化した動物達が街を破壊するのを止めるべく、動物学者のデイビスが戦いを挑む。

主演はロック様ことドウェイン・ジョンソン 。
監督が『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』『カルフォルニア・ダウン』等でもロック様と組んだブラッド・オペイトン。

近年『モンスターバース』や『パシフィック・リム』等、ハリウッドでも巨大怪獣映画がちょっと流行ってる感じがあるが、そんな中での本作。

最初に言っちゃうとこれは完全なバカ映画でマジメに見るような映画では無い。ツッコミどころ満載でかなりご都合的な話ではある。

ただ、その分怪獣達とロック様の魅力がこれでもかと詰まった楽しい1作でもある。

なんといっても怪獣達の見せ方はGOOD!3体の巨獣達全てにしっかりと個性があり、それを生かした終盤のシカゴでの大暴れは爽快。舞台がシカゴのせいかちょいちょい『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』っぽいところがあって(ワニがビルの中を潜りながら登って行くところとか)個人的にはすごく楽しかった。

巨獣の中でも一番良かったのは本作の主役でもあるゴリラのジョージ。暴走してる時もいいが通常の状態でも手話ですごく汚いことを言っていたりとユーモア溢れるキャラクターである。
そんなジョージとロック様のコンビ感がまた最高。2人が協力する終盤のバトルはかなりの胸熱展開だった。

言うまでもなくロック様は最高。アメリカらしいマッチョヒーロー感は文句なしに出てるし、多少無茶苦茶な事をしても「なんかロック様なら本当にできそう」な感じがある。本作はロック様のカリスマ性があってこそ成り立つ作品なのは間違いない。

ロック様以外だとジェフリー・ディーン・モーガン演じるラッセルがなかなか濃いキャラだった。吹き替え版は若本規夫がやってるだけにすごく印象に残ったキャラだった。

冒頭のシーンも結構好きで、あの『ライフ』のクライマックスみたいなシーンは冒頭のつかみとしては結構良かった。

まあバカ映画らしくツッコミどころはマジでキリがないぐらいたくさんある。悪役のポンコツっぷりはなかなか笑えるレベル。マジでアイツらは何がしたかったのかよくわからん。

あとはとってつけたような人間同士の意見に対立とかも心の底からどうでもよかったりする。
それと割と都合のいいところに武器が落ちてたり、都合のいいところに落下物が来たり、ワクチンの効果の都合の良さとか、ご都合的に感じるところは結構多い。

ただ、そんな細かいところはどうでもいい。とにかくロック様と怪獣は最高!それで十分ではないか。『パシフィック・リム』はロボットと怪獣さえ良ければいいように『ランペイジ』は怪獣とロック様さえ良ければ他の要素なんていらないのだ(暴論)。

とにかく久々に完全に頭を空っぽにして純粋に楽しめた作品だった。細かいことは考えずに怪獣とロック様の暴れっぷり、そしてロック様とジョージの熱い友情を楽しむのがオススメです。