川崎邦彦

ランペイジ 巨獣大乱闘の川崎邦彦のネタバレレビュー・内容・結末

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

近年の巨大怪獣ムービー郡のなかでも屈指の完成度をもつ正に大怪獣大決戦映画‼


細かなストーリーのアラや強引なご都合主義な展開も全てはラストバトルの演出の為と思えば全く気にならない
寧ろ怪獣映画にツッコミは不要❗

巨大ゴリラ&ドウェイン・ジョンソンvs巨大オオカミ&巨大ワニの大怪獣プロレス決戦をやりたいが為の映画である(笑)

この怪獣映画の素晴らしい所はとにかく本作の主役である怪獣たちを如何に巨大に画面一杯に暴れさせるかを巧く表現した点にある

ゴジラ怪獣やパシフィック・リムに登場するモンスターに比べれば本作の怪獣は設定サイズは小さいだろう(ワニは充分大きいが)しかし、演出の見せ方で設定以上に巨大に迫力満点で魅せてくれる

俯瞰で道路やビルとの対比で大きさを感じさせ、襲われる人間やドウェイン・ジョンソンの肩越しの目線からの見上げるカメラワーク、怪獣の足元を走り回るドウェイン・ジョンソンとのサイズ差など多彩な細かな演出が巨大さを引き立てる

また監督が過去作の「カリフォルニアダウン」で見せた街の崩壊やビルの破壊といった演出の力量が怪獣映画に必須なカタルシスを巧く表現してくれている
軍の通常兵器がまったく効果無く、戦車は投げ飛ばされヘリや航空機は丸かじりにされランドマークタワーは薙ぎ倒される!これこそ怪獣映画の定石である❗

このあたりの怪獣映画がなんたるかをこの監督は本当によく理解ていると思う

そしてなによりドウェイン・ジョンソンを第四の怪獣にしてしまったところが今作の面白いところ(笑)
生身で怪獣に立ち向かいもはや人間を超越した感のある無双っぷりがドウェイン・ジョンソン以外のキャスティングでは実現不可能だろう


アメリカ映画ではどうしても怪獣=巨大ゴリラの伝統から抜けきれずキングコング化してしまうが
主人公とジョージが心を通わせ時に笑いも誘うやりとりがある為そこは充分効果的ではある
ジョージの巨大化でオオカミやワニみたいなモンスター化までは出来ないのはやっぱりキングコング的だけど(笑)

クライマックスの爆弾もミサイルも効かないワニをジョージが串刺しに止めを差すスローのシーンは最高にアガる‼
いやーお腹一杯です🎵

生頼範義風のポスターが決して大袈裟ではない出来なのが素晴らしいね❗