恭介

ランペイジ 巨獣大乱闘の恭介のレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
3.5
終了間際に滑り込み鑑賞。

まずはこの企画にゴーサインを出した
ワーナーに感謝したい。
ロック様が出る、以外に出資する理由は
なかったであろうが、とにかくこのご時世に中学二年生が夢想したような素晴らしい話を大金かけて映像化してくれた事が嬉しい。

ゴリラ、狼、ワニ!
ま、まぁ狼はムササビにしか見えなかったからどうせなら鳥にすれば・・と思ったが狼を鳥類に変えればまんま、キングコングとラドンとアンギラスになっちゃうからなぁ(笑)

ゴジラやキングコングのような有名キャラじゃない怪獣(あえて怪獣と呼ぼう)が
暴れまくる姿を大きなスクリーンで堪能出来る機会がめっぽう少なくなった現在ではかなり貴重な映画だ。
そういう意味で言うと東宝の作品なら
ゲゾラ・ガニメ・カメーバの
決戦!南海の大怪獣
的な立ち位置かな(笑)

この映画の真価は後半30分に集約されている。ロック様を引き立たせる為なのか軍の存在が何とも情けない描かれ方で
ヘリや戦車との手に汗握る攻防がなかったのがちょっと残念だが、この際目をつぶろう。

コレだけ街が破壊され、人々が死に怪我を負ってる壊滅的な状況を見ても、涼しい顔をして私利私欲に走る悪玉にもちょっと無理がある感じだが、まぁこれもこの際目をつぶろう(笑)

惜しいっ、と思ったのが怪獣同士の取っ組み合いが少なかったとこ。何故か出会っても威嚇する事も無ければ、戦う事もない。
同じ街を破壊するなら、取っ組み合いの果てにグチャグチャになる方が個人的には好み。ま、まぁこれもこの際目をつぶろう(笑)

そんな訳で何も考えずに怪獣バトルを堪能してきました。
この手の作品は定期的に製作して頂きたい。

次はワイスピでもロック様と共演しているジェイソン・ステイサム主演の
MEGだなぁ。巨大鮫っていうだけでワクワクものだ(笑)
恭介

恭介