Akiyoshi

ランペイジ 巨獣大乱闘のAkiyoshiのレビュー・感想・評価

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)
4.0
最近はワイスピで魚雷を手で動かしたり、ジュマンジではジャングルの中で色気ムンムンのロック様こと「ドウェイン・ジョンソン」が人類代表として怪獣大乱闘スマッシュブラザーズに参戦。

とある影響でスゴくデカくなった3匹の動物が怪獣へと変貌し、街をぶっ壊し、人を食い殺し、ドウェイン・ジョンソンに向かって中指を立てるド直球の怪獣映画。シンプルなストーリーに大迫力の暴走怪獣が爽快感を与える良作。

始まりはまさにホラー映画テイストで、正直怖かったりする。びっくりしちゃいましたね。密猟者絶対殺すマンとして特殊部隊に所属していたロック様は人間よりも動物がお好き。心を通わせ、手話による意思疎通が取れる白ゴリラのジョージとの絡みが笑えて面白い。怪獣大乱闘が始まってからも、怪獣の強さ(恐ろしさ)を見せつけるシーン→ヤバい状況だと感じさせる→どうすんだこれ!誰か助けて!というプロットが確立しており、王道を征くストーリー。

なんといっても見どころは怪獣たちの暴れっぷりであり、出てくる怪獣は見た目もカッコいい。実物いたらインスタに載せたいくらいだ。撮ってる間に食われるけど……。動きも速く、立ち回りに優れ、とても動物的に動くのだが、どっか機械的なものも感じる不思議さがある。動物が怪獣へと進化した、そう感じさせる動きだった。

怪獣がめちゃくちゃ強いので人類は歯が立たない。しかし、ロック様の絶大なる安心感が絶望的状況をぶっ飛ばす。人類代表として、どのように怪獣を倒すのか。まさに映画館「映え」の怪獣ディザスタームービー。
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