シリアスな前半と大金かけたバカ映画的な後半がうまくブレンドされた良作。迫力十分の都市破壊が見どころ!
そんなことより俺が強く感じたのはこの作品の監督か脚本家か、または原作のゲームのキャラ設定かは知らんが、熱烈な東宝特撮映画のファンじゃないか?
宇宙から落ちた衛星の破片で影響を受けた生物が突然変異を起こす下りは「決戦!南海の大怪獣」だし、白いゴリラと人間とのドラマは「フランケンシュタイン対バラゴン」みたいだったと思う。
それにゴリラモンスターはまんまキングコング、ただ白くしただけ。
次に狼モンスターは背中のトゲトゲや素早さ的にアンギラス、さらに両前足を広げて脇の膜を広げて飛ぶ姿はまんまバラン。
最後にワニモンスターはビオランテとシン・ゴジラの第2形態かな?
それにドウェイン・ジョンソン!あんたとヒロインのコンビの絡みが完全に「コマンドー」だったぞ!どうしてくれる?
とまあ、長々とレビューしたけど簡潔にまとめると楽しい映画です。