86年にアメリカのゲーム会社ミッドウェイから発売されたアーケードゲームをベースにしたアクションパニック作品。
主演に“ザ・ロック様”ことドウェイン・ジョンソン。
ゲームからのアイデアは巨獣となった生物が街をとにかく破壊しまくって大乱闘するという部分だけで、他はほぼオリジナルストーリーとなっています(元のゲームにそもそもストーリー的なものがないんですけどね)
予告を観て、映像だけの大味な映画かなと思いきや、脚本も程よくちゃんとしていて良かったですね…序盤でのジョージとオコイエの交流シーンが後にちゃんと効いてきます。
登場する3体の巨獣もそれぞれ個性的で、少し前に見た「パシフィックリム アップライジング」よりよっぽど良かった。
シカゴの街を破壊しまくりながらエナジン社に向かって激走していくシーンはワクワクさせられました。
あとは劇中に登場する悪徳企業エナジン社の取締役である姉弟が、最後の最後まで清々しいくらいとことん悪で、そこも良かったですね。
余計なドラマ部分を割と削ぎ落としているため、特に何も考えずに観れてスカッとできる爽快な娯楽映画かと思います。