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トレイン・ミッションのTSのレビュー・感想・評価

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)
2.9
【ルール設定が微妙】69点
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監督:ジャウム・コレット=セラ
製作国:アメリカ
ジャンル:サスペンス
収録時間:106分
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2018年劇場鑑賞31本目。
最大限に楽しむには少し学が足りなかったと思えた作品でした。スタインベックの『怒りの葡萄』がちらほら見え隠れしたりします。また、トランプに精通してる人の方が楽しめるのかな?とも思えました。いずれにせよ『フライト・ゲーム』の方が数倍面白いと感じました。

保険セールスマンのマイケルはある日いつもの通勤電車に乗ると、ジョアンナという女性に話しかけられる。彼女は乗客の中からとある人物を見つけたら賞金をやるというのだが。。

唐突に始まるやや理不尽な人探しゲームに少し置いていかれます。犯人の動機が不鮮明であり、何故こんな回りくどいことをするのだろうと素朴な疑問を持ってしまいます。ここが妙に引っかかってしまったため、謎解きにあまり集中できず。。いや、集中していても微妙と言わざるを得ないものでした。リーアムニーソンがこういう系の作品に出ていたら大概は面白いという印象でありましたが少し外されてしまいました。

とは言え65歳とは思えないリーアムニーソンのアクションシーン。『96時間』のリーアムニーソンがもう最高ですから、それと比べると落ちてると言わざるを得ないですがその辺りは十分及第点でありました。ただ、謎解きの一連の流れが頗る微妙であり、こういう作品が本来醸し出すスリルはあまりありませんでした。これも悪くはないと思いますが映画館で見る程かとなると微妙といったところでしょう。
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