TOHOシネマズ日比谷にて。平日昼の部、中高年やや優勢で７割程度の入りは健闘か。監督・主演男優４作目のタッグとなるシチュエーションスリラー。この監督の諸作はリアルタイムで全て劇場鑑賞しているが、今作はヒッチコック調とも云うべきサスペンスと生身のアクションを融合した面白みがある。落ち着いて考えるてみると少々腑に落ちない点もあるのだが、鑑賞中はグイグイと押し込まれて飽きさせない。後半に大掛かりなスペクタクルとラストのお約束的な捻りもあり楽しめました。監督の出世作«エスター»ではノイローゼ気味の主婦を演じたヴェラ･ファーミガが悪女役を好演。リーアム・ニーソンも元気な立ち回りで緑寿には見えませんな。
