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トレイン・ミッションのwoosのレビュー・感想・評価

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)
4.2
TOHOシネマズ新宿にて字幕版を鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞31作目。
客席は5割くらい。
テーマ「原理原則」
今週のムービーウォッチメン、ウォッチ作品(はやく番組の略称作って欲しい)

[全体として]
「何回も妻子をさらわれやがって、アホな親だ」byウェイド・ウィルソンA.K.Aデッド・プール。
確かそんな台詞があった気がする。。。
また言われちゃうんじゃないの?リーアム・ニーソン先生。
というわけで、金田一一やコナン君が行く場所で必ず殺人が起こるように、リーアム・ニーソンは常に妻子を攫われるのだが、(そんなことねーよ)今回は働いてた保険会社をリストラされた帰りの電車で起こる「サスペンスアクションアンド乗り物パニック映画」というかなり過多な詰め込みジャンル映画だ。
フライトゲームと似ているという意見が散見されるが、間違ってない。
もう、「沈黙」シリーズみたいに適当な邦題のシリーズものにすればいいんじゃないかと思う。
あ、そう言えばグランドセントラルの壁にパディントンのポスターを発見したのはちょっと嬉しかった。

[良かったところ]
まあ超力技の脚本だし、大体わざとらしい目配せとかで、もう悪い奴は誰なのかとか話の筋が解ってしまうのだが、そんなのはいい。俺はリーアム・ニーソンが狼狽して強引に解決に持っていく映画を観に行ったんだから。
今回も、「おい、コイツ大丈夫かよ?」と言いたくなるほどの味わい深い表情を堪能出来た。
適度に会話劇の面白さがあるし、演じている人はみんな上手い。
「ザマァ」もあるしね。
あと、上映時間がタイトなのも良い。

[気になったところ]
ネタバレを避けたいので、フワッというと、職に関するラストの展開ってどうなんだろう?というのは思った。

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フライトゲームや96時間が好きな人は高確率で楽しめます。
良い脚本の映画が観たかったらそれはイーストウッドの映画にでも求めて下さい。
オススメです!
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