ヴァンダム

トレイン・ミッションのヴァンダムのレビュー・感想・評価

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)
4.1
今やセガールより新作アクション映画を期待されるまでにアクションスター化した我らがリーアム・ニーソン先生が電車で大暴れするノンストップアクションスリラー❗

監督は今回で4回目のタッグを組むジャウマ・コレット=セラでなんか恋人かよって思ってしまうぐらい仲が良いよなぁこの二人は( ´∀`)

で肝心の話はヒッチコックの「見知らぬ乗客」を「フライト・ゲーム」みたいなノリで作ってみましたみたいな話でしたよ( ´∀`)

ジャウマ・コレット=セラ監督作はほぼ全部観てるけど、いつも必ずヒッチコック的な演出を入れてくる印象があったけど、今回は特にその色が強いし監督自身が今作は「フライト・ゲーム」の精神的続編だって言ってる通りメチャクチャ似てます(笑)

でも毎回必ずこのコンビ作は変な見せ方をしていて、観るものを混乱させたり不安させる演出が上手い❗
特にオープニングはメチャクチャ変な見せ方をしていて混乱するし、ヴェラ・ファーミガ演じる謎の女とニーソン先生の何気ない会話からの悪魔の契約を迫る姿は禍々しさを感じるし二人の好演もありホントに不気味なスリラー演出でしたよ((( ;゚Д゚)))

もちろん今回もニーソン先生の激しいアクションが観れます❗それにこのコンビ作の中で一番アクションが多いと思うし疑似的長回しアクションシーンには度肝抜かれた❗65歳で還暦過ぎてるのによくもまぁこんな激しい格闘アクションがやれるもんだなぁと感動しました( ;∀;)

あと後半での電車パニックアクションの安定の楽しさや(車掌さんの自己犠牲に泣いた(´;ω;`))クライマックスでのダチョウ倶楽部の鉄板ギャグを真面目にやるシーンはベタすぎると感じましたが感動しましたよ( ;∀;)

ただ相変わらずこのコンビ作はストーリー的なツッコミ要素は山程あります
まず敵組織の計画がバカでしかもニーソン先生に色々な情報をくれる割りに殺すターゲットの性別が分からないとかアホかと思いながら観たし、ニーソン先生が敵と闘ってるのに誰も気づかないとかおかしいだろうとか、あと謎解きが終わってからの展開が長いなぁと思ったりしました。

ただそのツッコミ要素はこの映画に限ったことじゃないしスリラー映画にはこういった不満があって当たり前だと思いますしB級アクションスリラーならこのぐらいが丁度良いと思います( ´∀`)

なんか数年後には午後ローでやりそうな映画ですがニーソン先生の困り顔と活躍が観たい方❗それなりのスリルを味わいたい方❗フライト・ゲームが好きな方なら絶対に楽しめますよ( ´∀`)僕はこのコンビ作の中で一番好きな作品になりました( ´∀`)
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