ハラハラドキドキ面白かったです。
リーアム・ニーソンとジャウム・コレット・セラ監督のコンビ作は、どれも一定以上のレベルの面白さを保証してくれるので安心。ポップコーン食べながら楽しく見ることができました。
ストーリーはよくよく思い返してみると「よくこんな穴だらけの計画を実行したな」と。あれだけ用意周到な工作のわりに、奇跡のタイミングを狙う数々の仕掛け。あきらかに労力の使い方を間違えてるコスパ最悪の犯罪プラン。でも「終点までに標的を見つけろ」というアイディア一発のお話を、ここまで楽しませてもらったので、多少の粗には目をつむります。
だって、乗客全員から怪しまれて困り顔のリーアム、電車内で暴れたおすリーアム、最高じゃないですか。それだけで満点なんですが、クライマックスの真犯人のくだりがあまりにもつまんなかったのでこの分を減点します。蛇足とはこのこと。でもラストシーンのリーアムのどや顔最高でしたけどね。
