サンヨンイチ

トレイン・ミッションのサンヨンイチのレビュー・感想・評価

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)
3.2
リーアムニーソン主演映画って
確実に一定以上のスリルを味わえるなーって
毎回思ってます。
ジャウム・コレット=セラ監督作品といえば
やっぱりスリル満点で
ラストに向けて一気に駆け抜けていくのに対し、
中盤まではじっくり見せていくのがうまいなーという印象です。

フライトゲームやロストバケーションも同じくワンシチュエーションものですが、
より窮屈な空間でしかも何十年も使い慣れた通勤電車でいつもの通勤仲間と事件に巻き込まれてしまうという他にあまり見られない作品でした。
リーアムニーソンとの相性が良さそうなシナリオなのですが、
警察とか政府の陰謀みたいなものが
絡んでくるとちょっと現実味がなく、
いつものシチュエーションだからこそ、
荒唐無稽に感じてしまいました。

ラストの追い込まれた瞬間に
パズルが解かれていくように謎が明かされていくほんの十数秒は
割と分かりやすい展開であったにも関わらず
鳥肌ものでした。
エンドロールも洒落てていいです。