ふっくー

トレイン・ミッションのふっくーのレビュー・感想・評価

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)
3.5
ジャウム・コレット・セラ監督が「アンノウン」「フライトゲーム」「ラン・オールナイト」に続き4回目のタッグをリーアムニーソンと組んだ今作。
この監督「エスター」とか「蝋人形の館」とかホラーを撮ってもなかなか良いですよね。
今回は電車の中で情報が少なすぎる難題を課せられたニーソンが大金片手に頑張るお話。

「96時間」とかで復讐の鬼と化したり、とにかく強くて繰り出すパンチはめちゃくちゃ重くて痛そうなニーソンですが、今作ではやっぱり強いけど結構ボコボコ殴られたりもします。
謎の指令を出す女がヴェラ・フォーミガが演じてたり、ニーソンをめっちゃ信頼してる警官がパトリック・ウィルソンが演じていて、一瞬で「あ、ウォーレン夫妻やん」と思ってしまった笑。
この2人って死霊館とは全然作風違う作品でも一緒に共演してるとなんだかホッコリしますね。

乗客の言動や、電車に書いてある広告文字など、少なすぎる情報から謎を解いていく展開は見ているこちらもニーソンと同じ立ち位置になれるような面白さがあるので、最後までどうなるのか予想が付きにくくハラハラでした。

金持ちの株主?的なスーツのにーちゃんが割と全然関与してない関係ない乗客だったのに、終盤まで疑われてて笑えた。
ニーソンのしゃがれた声も素敵だけど、ヴェラ・フォーミガは何年経っても美しいですね。

スカッとしたい時に定期的に見たくなるニーソン映画。
ふっくー

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