夢生

坂道のアポロンの夢生のレビュー・感想・評価

坂道のアポロン(2017年製作の映画)
4.2
60年代のノスタルジックな情景や長崎弁そして全編に流れる
jazz。ピュアな3人の心と心地よい音
なんだろう〜観終わった後、とても清々しい気持ちになりました。
3人それぞれの友情、そして別れと自立が10年後の姿に凝縮されていたように思います。
離れ離れになっても、見えない糸で3人は繋がり支えあっていたんだなと、ラストシーンで涙が溢れてきました。
薫と仙太郎のjazzセッション圧巻でした。吹き替えなしで演奏されているとのこと、凄く自然で心打つセッションでした。
全世代で共感できる部分もあって、今のスピード感でなくて、アナログで穏やかな時間の流れが愛おしいなと思いおこさせてくれる映画でした。
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