「ジャズやるべ！」
テレビアニメ化もされた小玉ユキの同名人気漫画を実写映画化。監督は数々の漫画原作映画を実写化してきたお馴染み三木孝浩監督。
まあ正直、三木監督とは最近はあまり相性が合わないし、酷評が多かったが、今作は久々に良かった。多分、だいぶ端折ってるトコも多そうだが原作もアニメも未読なので違和感なく見れた。
音楽と青春を無理なく絡めている展開が良い。
言葉なんかいらない、音楽があれば分かり合える友情てのは何かと説明口調な最近のティーン向け映画にはないモノで、見てるこっちも伝わってくる。そこに複雑な五角関係な恋愛もプラスされて面白い。
文化祭のセッションはあれどうやらガチで演ってるみたいで、それも凄い。一朝一夕の練習ではできないでしょあのレベル。素人目線では普通に上手かったよ。
主人公演じる知念侑李の演技がちょっとおぼつかないのと、メインキャラの背景があっさりし過ぎてるのが不満かなあ。それ以外はストレートな恋愛青春映画で良かった。
