オプティマス

ライフ・イン・ア・イヤー 君と生きた時間のオプティマスのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

富裕層の家系に生まれたダリンは自分のやりたいことを押し殺し、父親の要望に応え生きていく毎日。成績は優秀、陸上では州の記録保持者。将来は明るく見えそうですが、生きる意義を見失っています。一方ヒロインのイザベラは貧しい地区に住むの貧乏少女であり、彼女は難病を患っている余命宣告を受けています。
内容や大小は違えど生活に生きづらさを感じている2人が出会いお互いの人生を見つめ直す恋愛ティーンエイジ映画です。

最初はもちろんダリンが一目惚れするわけですが率直な感想で言うと「なぜ?」って感じでした。
最初にあったのは暗い夜だったし、顔もよく見えなければ、カフェで明るく魅力的に映っていた訳ではありません。自分に厳しく毎日親の言うことを聞いてるハズなのに、少しも後悔や懺悔する様子もなく簡単に女の子に夢中になります。思春期だからと言われれば確かにそうですが、ダリンというストイックなキャラには合っていなかった気がします。
恋に落ちる理由も自分が持っていない性格だったり、カフェで働いている姿が目に焼き付く…とかではなく、暗い場所で遠い距離でただただ会話しただけだったので、あまり恋に落ちた瞬間が理解できませんでした。
1番微妙だなと感じたのは音楽があまり好きではなかったです。良い音楽だとは思いますが、シーンに合わせて「はい、こういう気持ちで見てくださいね」と音楽が流れる度に言われているようでした。
本編の内容より少しだけ触れたイザベルと実母の内容をもっと広げて欲しいかなと個人的には思います。
他にも色々気になる点はありますが、殆どがティーンエイジ要素で理解しながらこの作品を見ていたので、特に良くもなく不可もない感覚です。