監視社会だと思っていたフェンスの内側、そのシステムすらを監視、操作できる機関の登場で物語のスケールは壮大に。
アクションシーンもシリーズ最大級の迫力で、今作で明らかになった世界の状況もとても面白い設定でしたが遺伝子繁栄推進局や遺伝子の修正といった物語のキーとなるものを簡単な説明で済ませてしまったために理解が追いつかないままストーリーが進んでしまうのが残念でした。
3部作ではなくもっと時間をかけて作られていたならきっと名作にも成り得ただけに、これから!というタイミングでファイナルを迎えてしまうのはとても惜しいです。
とても緊張感のある内容でしたが、アンセル・エルゴート演じるケイレブが所々で抜けているのが可愛いくて癒されました(笑)