ジャパニーズホラー!
怖さはやっぱり 見る側の想像力を掻き立てる作りが恐ろしいのではないでしょうか。
呪いのビデオ、ビデオを見たら電話がかかる。
とてもとても身近。
ビデオは見たことあるし 電話は着信音を日頃聞く。当たり前のものに 違和感(怖さ)を加えて見る側に投げかけるという、アイディアの勝利。
松嶋菜々子が綺麗、スタイル抜群。最高。目の保養。
真田広之もめちゃめちゃかっこいい。渋い。かっこいい。
だけど 肝心の貞子が。
母親の霊能力実験中の貞子幼少期の姿に吹き出してしまった。
そんな昔から THE貞子の格好しなくても…と苦笑。リアリティがなく キャラクターを立たせるためにって感じで少し冷めてしまった。
最後の 有名なテレビから出てくるシーンも その当時の技術の限界を感じて怖さ半減したけれど アイディア自体は怖くて怖くて。テレビ見てても怖く感じることあるけど 今の薄いテレビだとそこまで怖くない。
ブラウン管テレビとビデオが廃れつつある今に見るからそう思えるけど リアルタイムだったら怖くて仕方なかったと思う。
画面全体の暗さの調整がきちんとされていて CGの安っぽさはありながらも全編を通して雰囲気を作られていて良かった。