わろす

リングのわろすのネタバレレビュー・内容・結末

リング(1998年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【再視聴】子供の頃に見て以来、約20年ぶりに再視聴。呪いのビデオを手掛かりに少しずつ貞子へ辿り着くヒントを入手していくという流れはやはり面白い。こういう推理ホラーみたいなジャンルが好きになったのはこの作品を見たことが影響していたのかもしれない。
貞子がテレビから出てくる直接的な恐怖はほとんどラストでしか描かれないが、そこに至るまでにジワジワと盛り上げられていく、静かな恐怖。まさに日本のホラーという感じ。
ただ、貞子関連のエピソードは原作既読だと少し物足りなく、博士と貞子の間に何があったのかが描かれていないので、殺されて井戸に落とされたのが唐突に感じる。あそこは原作通りに描いてくれればと思ったが、全年齢向けだと難しいのかな。
(ちなみにドラマ版だと詳しすぎるほどに描写されていたので結構トラウマになった)
ひとつ、以前視聴したときからずっと気になっていることが未解消。高山の部屋の黒板に書かれた数式を、教え子の高野舞がなにかいたずらをした場面。後で気付いた高山は苦笑しながら式を書き足して直したが、この数式に込められたメッセージがやはり大人になった今でもわからない。
続編で拾われるところなのか、ただのお遊びなのか?気になる。。。
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