わしかずまの中の人

リングのわしかずまの中の人のネタバレレビュー・内容・結末

リング(1998年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃テレビで何となく観た記憶で、不気味な作品だったなという印象しか無かったので、今さらですが、ジャパニーズホラーの金字塔の今作を再鑑賞👀

ミステリー要素多めのホラー👻
オカルト・超能力者など、それはあり得んだろという意見もあるが、むしろその非現実的な設定を日常に落とし込んで、「いや、もしかしたらあり得るかも🤔」と思わせてしまうぐらい、「呪い」という恐怖が自然に溶け込んでいる。

呪いのビデオ📼が絶妙な出来で、正にこの時代、VHSだからこそ出せた気味悪さ。
そして、あまりにも有名なテレビから貞子が出てくるシーン。
初代13日の金曜日のラストでジェイソンが登場して伝説になったように、この貞子の登場シーンも歴史的な場面となった。
この映画をきっかけに、世界中の幽霊は黒髪、長髪、真っ白けがスタンダードに🤗

さらに、呪いを解くには一週間以内にダビングして、他の人に見せるという設定。一見すると「なんじゃそりゃ😇」ってなりそうですが、貞子の呪いが母親の志津子や貞子自身の無念によるものならば、この無念を多くの人に拡散させよう。
そういった貞子の胸に秘めた、悲しみがこもった呪いのような気がします😌
今ではツイッターのリツイート等、SNSで簡単に拡散できてしまう。
その中には、貞子の無念と同じような、悲しみがつづられたツイートもある。
形を変えて、貞子の呪いは生き続けているのかもしれない🧐