邦題からしてフランス的な映画。
既婚のアメリカ人女性アンが、旦那のビジネスパートナーのフランス人ジャックとパリまでドライブする。
食通の女好きで、欲求のままに行動するジャックに、あちこち予定外の寄り道をさせられる間に、気持ちが近づいていく（ようにみえる。）。
最後は、アンがどういう選択をするのか、、という風に終わるが、文字にすると一見泥沼っぽいものを、とても軽快に見せてくれる。
劇中に「アメリカは〜」「フランスは〜」といったようなやり取りが何度かあるのだが、この映画の軽快さはまさにフランス的。（な気がする。）
大人2人の会話にはユーモアと知性を感じるし、カンヌからパリへ向かう景色は美しいし、楽しく観れました。
