フランス地方の町並みとロードムービーが好きな自分にとって、どストライクすぎる作品だった…。
最初は｢ワイン片手にチーズ食べながら鑑賞したい大人の上品な映画だなー｣って思ってたけど、お話が進むにあたり｢いや、これってめちゃめちゃキュートな映画じゃないかー！！｣ってキュンキュンしてしまった。
死語？を使うなら、チャーミング映画！
上品な中にも可愛らしさやお茶目な部分がたくさんあるので、肩の力を抜いて観ることが出来た。
女性はいつでも夢を見ていたいわけで、女子中高生が少女漫画を読んでキュンキュンするようにこの作品も中年女性の憧れを見事に描いてくれたキュンキュン作品だった。
そしてなんといってもあのラスト。
あの微笑みはズルイ。。すき。。
それまでは主人公の秘密の恋愛を傍観してた観客だったのに、ラストのあのシーンのせいで｢あ、私も彼女の秘密の恋愛の共犯者だったのか｣と、ドキリとさせられてしまった。
それに、あのラストは監督から旦那さんへの私信にも思えてニヤリ。
最後の最後まで楽しませてくれる作品だった。
