シネマ小僧

検察側の罪人のシネマ小僧のレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
4.0
二人のジャニーズ共演、藤島ジュリーK製作では興味すら出ない。ところが原田眞人監督脚本と知り俄然興味が出る。試写会に呼ばれ観ることになった。二人のジャニーズを監督がどう料理するか楽しみだ。癖のあるキャスト陣は与えられた役を全身全霊で演じスクリーンに化学変化をもたらす。二人のジャニーズはどうだろう。二人に共通する欠点は童顔であること。アイドルでは利点でも役者には不利だ。今も十年前も同じ顔をしている。SMAP解散を乗り越えキムタクは大人の顔つきになった気がする。ニノは相変わらず幼い顔のままだ。結論から言えば原田監督をもってしても二人にケミストリーは訪れなかった。ジャニーズと他キャスト陣は砂糖と塩みたいな関係である。砂糖はお菓子やケーキ等のデザートに力を発揮する調味料だ。塩は和洋中華あらゆる料理に不可欠な万能調味料である。映画のスパイスとして二人が必要だったかは鑑賞者が決めることです。個人的には二人のジャニーズが別の俳優だったら本作は異次元世界へと向かったと思える。酒向芳さんの怪演に星4つです。
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