さっちん

検察側の罪人のさっちんのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.8
思っていた何倍も面白かった。

「検察側の罪人」というタイトルどうりのストーリー。

デビュー当時からSMAPの…特に木村さんのファンでしたが、さすがに最近はスーパーヒーローキャラに飽きており、というより、無理を感じており…というファンらしからぬ感情を抱いておりましたが、こんな心の闇のマグマを感じさせるような役を切望しておりましたので、今作の役柄、出来栄えには、かなり満足させてもらえました。

加えて、他のキャストの皆さんの熱演も素晴らしく、特に闇社会の暗躍者(?)役、松重さんの「ポチ」っぷりには心を鷲掴みにされました。 笑
それに、ニノの尋問シーンの迫力たるや…。
やっぱり彼うまいです!

あとは、松倉重生役の酒向芳さんの癖のある気色悪さ…、唇パッ!って鳴らすあれ、思わず帰宅後にやってしまいましたよ。 笑

ただ、ストーリーを追うのにも必要なセリフの1〜2割は早口で聞き取れなかったのではないかな?と思うくらい、何言ってるのかわからん!って場面があったのは残念!
原田眞人監督作品、「駆け込み女と駆け出し男」の時も同じことを思いましたが…。^^;
普通に会話してる風のセリフにしようとしたら、どうしても聞き取り辛くなるものなんでしょうかねぇ。

映像も、近代的で巨大なビル群がドーンって感じや、建物内を俯瞰で撮ったシーンに迫力があり、又、衝撃的なシーンにびっくりさせても貰えたので、公開初日に大きなスクリーンで観れて良かったと思いました。(表現が小学生レベルですみません。^^;)



(余談)この夏は、色んな事が立て続けにあり、まともに映画を観る余裕もありませんでしたが、今日はすごく久々に映画館に足を運んでゆっくり映画を観ることができ、嬉しくて即レビューを書きました。^^;
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