ひーと

検察側の罪人のひーとのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.4
原作未見で鑑賞。
「クライマーズ・ハイ」や「日本のいちばん長い日」での原田監督の描く男同士のそれぞれの美学や信念をぶつけ合う言葉のやり取りの演出が好きで、今回、検察官が主役という事で、取り調べや裁判シーンでガッツリ会話劇が堪能出来るんだろなと期待して見に行きました。

冒頭から取り調べシーンあって「おお、ニノええやん」とワクワクしたけど、取り調べシーンは少ないし法廷バトルもありません。原作もそうなのかな。

最上の正義は一貫してるから共感出来るけど沖田の振る舞いに共感出来なかった。多分、尺的な都合で沖田の心情描くシーンは切られたのかな。その分、最上は丁寧に描かれてる。後15分ぐらい長くても良かったかな。

ラストシーンは「ボーダーライン」意識してる?
ひーと

ひーと