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検察側の罪人のwoosのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
4.0
TOHOシネマズ新宿スクリーン4にて鑑賞。
2018年新作劇場鑑賞71作目。
客席はほぼ満席。
テーマ「大義」
来週のウォッチ作品。

[全体として]
宇多丸師匠のキムタクインタビューを聞いていたので、ウォッチ作品に選ばれなくても観に行こうと思っていたのだが、ちょうどガチャが当たったし、サービスデーという事で、渡りに船とばかりに鑑賞。
お話は3幕構成のサスペンスで、割と話運びはオーソドックスな感じだった。
面白いなーという箇所と、うーんていう箇所が混在する感じ。

[良かったところ]
流石原田作品というべきか、重厚な映像で、検事という職業の問題点をあぶり出している。
この監督作品の個人的な感想として、いつも画が綺麗ってとこと、一対一のセリフ対決が肝、ってところがあると思うが本作もその辺が見所だった。
キムタクっぽくないキムタクをはじめ、だれ?この人っていう人まで、演じている人達は最高の仕事をしていたと思う。

[気になったところ]
ちょっとご都合主義な部分が散見されてるかなぁと思った。例えばコイツがその動きする事を知ってないと、そうは出来ないだろ。と思う箇所や、新人検事がいきなりあんな態度でいける?って思う箇所やちょっと登場人物達の能力が高すぎるので、そこら辺に違和感を感じてしまった。
あと、ちょいちょい笑いの要素入れて来るんだけど、お話的にシリアス路線なので、そういうのはノイズになるので、要らないと思ってしまった。


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少し混乱する事もありましたが、クズ路線のキムタク良かったです!
オススメです!
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