いや、木村拓哉やばいね。
また上のステージに行ってしまった...
ちょ、まてよのキムタクはもういない。
冒頭のシーンから圧巻で、演技だけで「最上」という男の人物像が完璧に伝わってくる。
またそれに軽々とついてくるニノも凄まじい。
尋問のシーンなんて鳥肌が立つくらい引き込まれました。
主人公二人を支える周りの役者方の演技もかなり素晴らしく、「演技」っていう観点だけでもおすすめできます。
ストーリーも答えを出すのが難しいテーマながらはっきりとしていて見応えがあるし、観終わったあとに議論するという点でも楽しいと思います。
ラストのスッキリもしないけど不快感もない後味がたまりません。
ただ、テーマとは関係のない主張や演出が感じられるところが多かったり、えぇ...さすがにそれは...という描写もわりとあったのでそこが残念です。
そこさえなければ4.7くらいのスコアつけていたんですけどね。
正直アイドル映画だと思っていたのですが度肝を抜かれました。
