みなみしま

検察側の罪人のみなみしまのレビュー・感想・評価

検察側の罪人(2018年製作の映画)
3.5
それぞれが作り上げたストーリーを信じて疑わない都合の良さによって、本作で展開する政治問題と戦後史のコラージュそれ自体も一つのストーリーに過ぎないと告発されてしまう日本社会を蔓延する二重の都合の良さを憂う一作。だから、ある意味で『続・日本のいちばん長い日』と言える。