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ミスター・ガラスのネットのレビュー・感想・評価

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)
3.3
今回のシャマランは厳しい。シャマランは徹底して「虚構/物語を信じること」を描いてるわけだけど、今作はその姿勢が狂信者レベル。信仰を揺さぶりまくって「これでも信じるか、お前は?」と問いかけてくる。本当の意味でシャマラン信者向け映画。ハードモードやで…
「アンブレイカブル」好きとしては、なかなか辛い内容だった。なにしろ「スプリット」を経たシャマランは、個人が信仰を取り戻すことではなく、大衆に信仰を取り戻させることを物語りたいからだ。そうなった時に、闇に潜むことを選ぶブルース・ウィリスに場所は無い。三人の最後の姿を見ても明白で、ガラスとビーストは上を見上げ、ウィリスは下を向く。
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