正直スプリットより面白かった！これ観るのにあっちを先にクリアしないといけないのはちょっとめんどくさいけど、それだけのことはあると思います。
ただジェームズマカボイがこれでもかと人格の早替りを立て続けに披露するくだり、ちょっと芸としてのインパクトが強すぎて話の進行には邪魔に感じるぐらいだった。芸達者なのも難しいね。
全体を通じてずーっと「なに？なにがおこるの？」ってヒヤヒヤハラハラする感じはこれこそシャマランって感じやし、アクションシーンも現行のアクションのやり方撮り方を踏まえるわけでもないしあえての懐古調ってわけでもないし、これも独特の間合いでさすがシャマランだなーと。
ヒーローとは？アンチヒーローとは？そして彼らは世界とどう関係していくのか？っていうあたり、MCUやDCEUよりもウォッチメンに通じるものを感じました。シャマラン映画はほどほどの好きさ加減だけどウォッチメンは映画であれ原作であれ好きやでっていう人にもぜひ観てほしいとこです！
