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吾輩は猫であるのicのレビュー・感想・評価

吾輩は猫である(1975年製作の映画)
3.2
テンポの良いやりとりに楽しげな会話。言葉も弾み愉快な登場人物たち。その横には、ネコがいたりいなかったり。

ネコの気性を実に上手く切り取った内容だ。聞いているのか、聞いていないのかわからないネコにたまに悩みを打ち明けたり。ネコだったら許せる範囲があったり。

側から見てものをいう人間はいるけれど、それで人の何がわかるのか。夫婦だって友人だって行動が読めないというのに。これって、二面性というのか。でも、それって誰でもあるものなのか。日本ぽいというのだろうか。
ちょっと考えた。

途中、ネコのシーン、どうやって撮っているのだろうと心配になったけれど、ひどいことはしてないよね?と信用しながら鑑賞。
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