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死霊館のシスターのkamichaningのレビュー・感想・評価

死霊館のシスター(2018年製作の映画)
3.3
死霊館シリーズとしては物足りない一本。キャラクター、恐怖描写、ストーリーどれも特筆すべきものが無い。
恐怖の前の溜めや畳み掛ける連続性が連なることで更なる恐怖に繋がることが多いが、本作については特に感じず。単独なのであまり怖くない。最後がまぁまぁ畳み掛けてくるけど、それまでの溜めが無いからあまりカタルシスも無い。ジェームズ・ワン監督がいかに優秀か思い知らされる。
今回の牧師が結構ポンコツなのも痛い。主人公が強いほど、敵役の悪魔がどれくらい強いかが際立ってくるからこそ、牧師がポンコツなので悪魔もイマイチ輝かない。。
ヒロインもそこまで可愛くないのだが、幸薄そうな可愛らしさがあり、癒される!
本流の新作でこの鬱憤を晴らして欲しい!!
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