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死霊館のシスターのkeeper7のレビュー・感想・評価

死霊館のシスター(2018年製作の映画)
4.3
ハシゴの一本目の「カメラを止めるな!」が(レビュー更新しました)つまらなくは無かったがあまりハマらず、、予告を観た時からずっと楽しみにしていたのが2本目の本作。

「死霊館」シリーズと繋がりがある様だが、このシリーズも自身の中ではそれ程でもなかったため、正直過度な期待はしていなかったが、、

何これ最高じゃん!
でした!
鑑賞前までは少し地味なゴシックホラー系を想像してたが、めちゃめちゃエンターテインした娯楽作品だった。

ホラーをあまりにも見過ぎているためかも知れないが、怖さはほぼ皆無。
しかし、しかーし!!
自分が思い描いていた理想の"聖職者vs悪魔"の対決がこの作品には描かれていた。
映画「エクソシスト」はそれはそれでマイベストだが、エンタメに徹っする本作はまさに極上のお化け屋敷という様相。派手にやるならこうでなくては!

悪魔の尼僧のメイクと特殊造形効果は安定のADIが担当。7歳児くらいまでならしばらくは寝れなくなるであろうシンプルだが印象的なヴァラクの容姿をデザインしている。

そして神父ともうひとりの主人公であるアイリーンというキャラクターの立ち位置と設定も素晴らしかった。そして惚れた!

分からない人にはわからない例えと思うが、まるでヘヴィメタルを目で聴いている様な鬼カッコいいエンタメホラーの傑作だった。
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