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死霊館のシスターのenのレビュー・感想・評価

死霊館のシスター(2018年製作の映画)
3.5
ルーマニアにある修道院に仕えるあるシスターの自殺の原因を調査すべく、バチカンから派遣されてきた神父と見習いシスターが奮闘する話

『死霊館 エンフィールド事件』で圧倒的な強さと恐怖をもたらした悪魔の尼僧ヴァラクの秘密が明らかになる物語
終始神父と見習いシスターが、修道院の悪魔に苦しめられてばかりで多少退屈さはあったな。

ヴァラクと言えばで、お馴染みの逆十字架がちらっと映るだけ煽られる不安の良さ。そして、がっつり襲いに来るヴァラクの最強さが後半にやっと観られる。もったいぶらずに、もっとヴァラクを出しても良かった。
それに対して、キリストの血という奇跡のようなアイテムが強すぎて度肝を抜かれた。

この映画単体の面白さというより、『死霊館』のシリーズ5作の繋がりの見せ方の上手さに引き込まれる。
ホラー映画にヒーロー映画のようなユニバースを持たせるジェームズ・ワンの手腕の凄さたるや
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