"お前が私を見つけてくれた。こんな私でも、まだ誰かを喜ばせることができる"
【STORY】
1作の忘れられたマイナー映画を好んで観続ける映画監督志望のケンジ。
その映画のフィルムが売却されてしまう事に落胆するケンジの前に、映画のヒロインが突如現れ…⁉︎
【一言まとめ】
●煌びやかで美しく、多幸感溢れる✨
●名作オマージュ祭りな冒頭に映画愛を感じる!
●衣装が変わりまくる綾瀬はるかが眼福
【感想】
《アジアン恋愛ファンタジー3貫》3貫目
煌びやかで美しく、真っ直ぐな愛と多幸感に溢れる素敵な映画。
僕はこういうキラキラした邦画は基本的に苦手というか、穿った目で観てしまって純粋に楽しめない事が多いのですが、
今作は "純粋に楽しめる純粋な作品" だったので心が洗われました。笑
内容以前にまず、映画愛に溢れる雰囲気は堪らないですよね。冒頭から『ニュー・オズの休日・パラダイス』みたいなオマージュ全開の始まり方が映画ファンの心をスッと捉え、そのまま映画セットの世界も散歩させてくれます。
「君も映画好き?俺達も映画好きだぜ!!」みたいな製作陣の楽しそうな雰囲気が伝わってくるような気がしてハッピーでした。
衣装が変わりまくる綾瀬はるかファッションショーが眼福ですね😊
改めて、本当に美しい人ですよね…僕の好みのタイプの顔かと聞かれるとそういうわけではないのに、否応なしに目を奪われる。完璧な美貌って、こういう事なんだろうなぁと思います。
電話ボックスのくだりとか可愛いかったな。
結末まで含めて色々予想しやすく、真新しいかと言われるとそうではない気はしますが、やはり人の映画愛を感じる作品というのはそれだけで楽しいものです😊
石橋杏奈がちょっとイラつくキャラだったり、本田翼が安定の棒演技だったりしてちょこちょこ冷めた事は否定できませんが…笑
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観た回数:1回
直近の鑑賞:U-NEXT(20.11.17)