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今夜、ロマンス劇場でのrecchiのネタバレレビュー・内容・結末

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

ベタな邦画の展開、演出、台詞回しが続きちょっと残念でした。
近しい人が以前同じ体験をしてるというのもありがち〜!
最後の病室シーンはたしかにうるっときましたが、やっぱりそれって最期の別れっていうまあ泣けて当然といえば当然のシーンなので特に大きな感動も得られず。
(ちなみに私が一番好きな病室での別れのシーンは桜木紫乃さんの「ラブレス」という小説のクライマックスシーンです。すみません映画じゃなくて)

他にも本田翼さんの演技、看護師のキャラ設定なども微妙でした。
トドメは主題歌にフツーのJ-POP持ってきたこと。
映画好き青年の話で舞台は殆ど60年代頃?なんだからもっと他にあるでしょう?!って思っちゃいました。

あとあと、最後坂口と綾瀬がやっと普通にキスできるシーンも、例えば『タイタニック』でジャックとローズがみんなに祝福されながら抱き合いキスする超感動のラストシーンのように壮大な感じで撮れなかったのかなーと残念に感じました。
壮大でなくても心に残るような画があれば。
もう普通すぎ。もっと工夫が欲しい。

文句たらたら書いちゃいましたが、主演二人と柄本さんは良かったしあしかがフラワーパークの藤や蛍のシーンなどはとても綺麗でした。
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