かつて大衆の娯楽だった映画、徐々に減っていく観客、もう忘れ去られてしまった古い白黒映画を、ある青年が見つけ、熱心に何度も何度も観る。映画の中ではお転婆なお姫様が輝いている。ある日、映画の中の彼女がこちらの現実世界に白黒のまま飛び出してくる、、
最初はまるでニューシネマパラダイスのようなノスタルジーを感じました。昭和35年と言う、日本映画も活発だった時期の様子も丁寧に描かれ、そしてちょっとほくそ笑むようなシーンも出てきます。
白黒の世界から出てきた彼女、あらゆる物がカラフルで美しく見えます。そのため映像もとても美しい景色が沢山出てきます。
ストーリーが、なんともファンタジックなんですが、後半、切なさと恋しさで涙が溢れてきます。エンディングも、素敵な終わり方でした。
素敵な主題歌とともに、エンドロールも最後まで見続けていました。
とっても素敵な映画を紹介して頂き、ありがとうございました。