疲れた日にはこういう温度がいいかな…と思って鑑賞したが、こんなに泣かされるとは思わなかった。
設定などツッコミどころは満載のファンタジーではあるが、後半の見せ方が非常に上手く、グッと引き込まれる。
まあこれは綾瀬はるかを見るための作品だろうなあ。
とにかくファッションが素晴らしい。
話し方が完全にヤンクミだが…笑
そして主役の周りを柄本明や加藤剛、北村一輝などの実力者で固めたことで全体がグッと締まる。
最後のシーンは完全にタイタニックのオマージュかな。
期待せずの鑑賞だったが、いい意味で大きく裏切られた邦画の良作であった。