エロ、グロ、ナンセンスとB級のおいしい所が満載なのだが、脚本のテンポとシリアスのバランスが悪くて、今一つハジケていない作品。
CGの稚拙さは低予算を考えれば許容範囲なのだが、父親とのシークエンスやなど、真面目に親子関係を描こうとして、それがテンポを悪くしてしまいかなりマイナス。
下ネタはこれもB級の醍醐味ではあるが、糞尿ネタが汚すぎてひくレベル。ここら辺をもっとスマートにしてほしかった。
出演女優全員が脱ぎっぷりが良いのは嬉しい所だが、脱ぎましたってだけでエロティシズムをほとんど感じられないのは監督に照れがあるからだろう。
イギリスのガチの底辺B級はほとんど見たことが無いのだが、ここまで底辺だと普通のブリテン的シニカルなジョークというのは望めないということで残念。
バカらしさとB級感を楽しむ作品。
余談。
どうせCGだし、ここまでバカらしかったら、なんでウサギにしゃべらせなかったのか不思議だ。
もっと擬人化すれば、ピーターラビットネタとかかなりパロれるのに。笑
ま、これも予算の関係だろうな。
